グリーンベイ・パッカーズがナサニエル・ハケットの後任をチーム内部に見いだした。

パッカーズのオフェンシブラインコーチ兼ランゲームコーディネーターのアダム・ステナビッチが攻撃コーディネーター（OC）に昇格するという。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地29日（土）夜に情報筋の話として伝えた。

1月27日にハケットがデンバー・ブロンコスの次期ヘッドコーチ（HC）に就任した後にステナビッチの昇進が決まっており、このニュースはリーグ内の別のコーチの空席にも影響を及ぼすだろう。

ラポポートによると、ハケットはステナビッチをブロンコスに連れていくことを検討していたという。一方、ペリセロは、ハケットがパッカーズのタイトエンドコーチを務めているジャスティン・オウテンにブロンコスのOC就任を打診するだろうと報じた。

パッカーズのクオーターバックコーチ兼パスゲームコーディネーターのルーク・ゲッツィがシカゴ・ベアーズの次期OCになることが明らかになっており、近々、正式に決まる見込みだとラポポートはつけ加えている。

38歳のステナビッチは、マット・ラフルアーがヘッドコーチに就任した2019年にオフェンシブラインコーチとしてパッカーズに加わった。ウィスコンシン州マーシュフィールド出身のステナビッチは、2006年から2010年までオフェンシブタックル（OT）としてさまざまなチームの練習生となり、2017年にサンフランシスコ・49ersでNFLコーチとしてのキャリアをスタートさせている。

【RA】