リーグの新年度を1カ月後に控えた現地2月16日（水）、アトランタ・ファルコンズはベテランパスラッシャーのダンテ・ファウラーを放出した。

ファウラーは2022年シーズンに向けてフリーエージェントになる予定だった。これは契約再構築において2022年シーズンがボイド（無効）イヤーに変更されたのを受けてのことだ。27歳のファウラーは当初、2020年にフリーエージェントでファルコンズと3年契約を結んだが、2021年にインセンティブにより多くの収入を得るチャンスを優先して年俸を減らし、ボイドイヤーを追加することに同意した。

ファルコンズでの2シーズンでファウラーは出場28試合中19試合に先発し、サック7.5回、QBヒット16回、フォースドファンブル4回を記録している。その成績は、ロサンゼルス・ラムズで11.5回のサックを記録した素晴らしき2019年シーズンとは雲泥の差だった。2015年ドラフト全体3位で指名を受けたファウラーは、過去2シーズンで複数週を故障者リザーブ（IR）リストやリザーブ/COVID-19リストで過ごしている。

前体制のファルコンズと契約したファウラーは、3月中旬の移籍期間開始前に次の行き先を選ぶ機会を得ることになった。

【AK】