ダラス・カウボーイズがラインバッカー（LB）レイトン・バンダー・エッシュをチームに呼び戻している。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地18日（金）に状況を知る人物の話を元に伝えたところによると、カウボーイズがバンダー・エッシュと1年契約に合意したという。チームは後にこの契約を正式に発表している。

2018年ドラフト1巡目指名を受けてチームに入団したバンダー・エッシュは、新人時代にプロボウルに選出されるなど、順調な滑り出しを見せていた。しかし、その後はケガと一貫性を欠くプレーにより、輝きを失っていた。

2シーズンにわたってケガに悩まされた後、2021年に全17試合に出場して16試合で先発を務めたバンダー・エッシュは、ローテーションのラインバッカーとしてタックル77回、サック1回を決めている。

フリーエージェント（FA）となったディフェンシブエンド（DE）ランディ・グレゴリーが不在となれば、アウトサイドラインバッカー（OLB）マイカ・パーソンズはパスラッシャーとしてより多くの時間を費やすはずだ。そうすれば、バンダー・エッシュがセカンドレベルを守ることになり、再び自分の価値を発揮できるだろう。

いくつかのチームから興味を示されていたものの、バンダー・エッシュは実力を証明するための契約を結んでダラスに戻り、来年にフリーエージェントとなる予定だ。

【RA】