シーホークスがベテランDEダンラップを放出
2022年03月19日(土) 10:50ディフェンシブエンド(DE)カルロス・ダンラップがシアトルを離れてフリーエージェント市場に出ていくことになった。
シアトル・シーホークスがダンラップを放出したと現地18日(金)に発表している。
シーホークスは2021年シーズンにチームに加わって7試合に先発出場したDEケリー・ハイダーとも離別した。
ダンラップは2020年シーズンの途中にシンシナティ・ベンガルズからトレードでシーホークスに移ったが、2021年3月に一度放出されている。それからおよそ3週間後、シーホークスはダンラップを2年契約で呼び戻した。
今回、ダンラップが戻ってくることはないように見える。『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によると、6月1日(水)以降の放出をダンラップに指定することでシーホークスは最大510万ドル(約6億0,799万円)を節約できるという。
クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンのデンバー・ブロンコスへのトレードや、ミドルラインバッカー(MLB)ボビー・ワグナーの放出に続き、シーホークスは目先の勝利に捉われずに将来に向けてチームを構築していく組織へと変化しようとしているようだ。つまり、ダンラップのような即座に影響を与えてくれるベテランは計画に適合しなくなるため、今回の放出は理にかなったものだと言えるだろう。
33歳でオープンマーケットに出るダンラップは、エッジラッシャーを求めて争奪戦に臨んでいるチームから関心を集めると予想されている。金銭的価値を最大化することはもうできないかもしれないが、過去2シーズンで14.5回のサックを決めているダンラップを求める声はまだまだあるはずだ。
【RA】