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TNFのプライムビデオ放送にアル・マイケルズとカーク・ハーブストレイトが抜擢

2022年03月24日(木) 11:53

NFLロゴ【Ric Tapia via AP】

新たな時代を迎えるサーズデーナイトのフットボールゲームでは馴染みのある声を聞けるようだ。

NFLの実況アナウンサーとして長年活躍してきたアル・マイケルズと『ESPN』のベテランアナリストであるカーク・ハーブストレイトが『Thursday Night Football(サーズデーナイトフットボール/TNF)』の新しい担当者になると、『Prime Video(プライムビデオ)』が現地23日(水)に発表した。

マイケルズは今回TNFに抜擢される前までは『NBC』に16年間在籍しており、長年のパートナーであるクリス・コリンズワースとともに『Sunday Night Football(サンデーナイトフットボール)』のメインキャスターを務めてきた。『NFL Network(NFLネットワーク)』とも提携している2人はTNFの放送にも登場している。78歳のマイケルズが持つスポーツ中継におけるキャリアはもはや伝説的とも言われており、これまでにスーパーボウルを11回も担当。1986年から2005年までは『ABC』の『Monday Night Football(マンデーナイトフットボール)』も担当していた。

一方のハーブストレイトは1996年にESPNとの仕事を始めてからずっと大学フットボールのメインアナリストを務めてきた。オハイオ州立大学の元クオーターバック(QB)であるハーブストレイトは、ABCの『Saturday Night Football(サタデーナイトフットボール)』やESPNの『College GameDay(カレッジゲームデー)』のアナリストを長年務めてきたことで有名だ。

Prime Videoはマイケルズとハーブストレイトという経験豊富なコンビを採用することで、NFLファンに対して従来のテレビ放送で慣れ親しんだのと同じような視聴体験を提供する姿勢を示す狙いがあると思われる。

Prime Videoは2022年シーズンにTNFを独占的に放送することになっており、ストリーミングサービスとしては初めて、NFLからライセンスを得て1シーズンを通して全米で放送するパッケージを手に入れた。11年間の契約には各シーズンのレギュラーシーズン15試合とプレシーズン1試合が含まれ、Prime Videoは試合前、ハーフタイム、試合後の新しい番組や、『X-Ray(Xレイ)』ならびに『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』などと組んでリアルタイムでスタッツやリプレイを見られる機能も提供する。

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