「ファルコンズの一員として引退するとずっと思っていた」とQBライアン、アトランタに感謝
2022年03月24日(木) 11:48
14シーズンをアトランタ・ファルコンズで過ごしたクオーターバック(QB)マット・ライアンは、現地21日(月)にトレードによってインディアナポリスへと送られた。
元MVPのライアンはアトランタへ向けた長いメッセージをつづり、そのファンを称賛するとともに、ファルコンズのクオーターバックとして引退すると思っていたと述べている。
「ずっと長いことそう思っていて、よく話してもいたように、俺はファルコンズの一人として引退するだろうと思っていた。だけど、変化と成長は続く。自分のキャリアの次のステップにエキサイトしているけれど、それと同じくらいほろ苦い瞬間でもある」
「俺は10年以上、あなたたち、つまり、アトランタのファンの皆のためにプレーしてきた。皆がそうするだけの価値を生み出していた。そして、こういうすべては、数字で振り返ることができるものを越える意味を持っている。一人一人、全員に感謝しているし、あなたたちがたくさんのシーズンを通じて、俺にくれたこの人生に対して、心からお礼を言う」とライアンは記した。
2008年ドラフトの全体3位指名選手になってから、ライアンはアトランタでの14シーズンで5万9,735パスヤード(NFL歴代8位)をマークした。プロボウルに4度選ばれ、オールプロのファーストチームにも一度選出されており、チームがスーパーボウルに出場する上での導きとなっている。ライアンはタッチダウンパス367回(NFL歴代9位)を記録し、13シーズン連続で20回以上のタッチダウンパスを決めた。
ライアンが在籍中のアトランタは10勝以上のシーズンを6度経験。ファルコンズにこれまで在籍してきた他のすべてのQBたちを見ても、10勝以上を記録したのは3名しかいない。ライアンは10シーズンで4,000ヤードを越えた。これに対し、ファルコンズの他の歴代QBが4,000ヤード越えを達成したのは1度のみだ。
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