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レイダースWRアダムスとの対戦について「チームとして覚悟しておけ」とチャージャーズCBジャクソン

2022年03月24日(木) 12:03

J.C.ジャクソン【Perry Knotts via AP】

今年のオフシーズンにワイドレシーバー(WR)のデイバント・アダムスがラスベガス・レイダースに移り、コーナーバック(CB)のJ.C.ジャクソンがロサンゼルス・チャージャーズと契約するなどの動きがあり、才能ある選手たちが集結したAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区では新入り同士の戦いを見ることができる。

現地22日(火)に、ディビジョン内のライバルとして年に2回対戦する際にアダムスをマークすることについて聞かれたジャクソンは、その質問を鼻から相手にしなかった。

チームの公式サイトによればジャクソンは、「相手は俺たちとの対戦に向けて念入りに準備した方がいい。彼個人については話したくない。チームとして覚悟しておけよ」と答えたという。

ジャクソンは過去2シーズンでそれぞれ8回以上のインターセプトを記録している。2000年以降に連続して8回以上のインターセプトを記録した選手としては、リチャード・シャーマン(2012年から2013年)とチャンプ・ベイリー(2005年から2006年)に次いで3人目となった。ジャクソンがマークしたキャリア通算25回のインターセプトは1970年の合併以来、NFLでの最初の4シーズンで達成した記録としてはレスター・ヘイズとエバーソン・ウォールズと並んで最多を数える。

常にボールを狙っているジャクソンはチャージャーズがこのオフシーズンに取り組んでいる守備陣の再編の礎となっており、チームは他にもアウトサイドラインバッカー(OLB)のカリル・マックやこれまで過小評価されてきたノーズタックル(NT)のセバスティアン・ジョゼフを追加している。このトリオには、チャージャーズが2021年に苦戦し、プレーオフを逃した主な原因ともなったユニットを補強することが期待される。

ジャクソンはニューイングランド・ペイトリオッツとの再契約がないと分かったとき、チャージャーズの一員になることが第一の目標になったと語っている。

「俺は初めからL.A.に行くんだってエージェントに言っていた。セーフティ(S)のダーウィン・ジェームスとの関係があったし、若い、新進気鋭のチームに入りたかった。自分と家族にとって一番良い選択だと思ったんだ」とジャクソンは述べている。

ジャクソンはジェームスとユースフットボール時代に一緒にプレーしており、これから2人はNFLで最も強力なセーフティとコーナーバックのコンビを組むことになる。

ジャクソンは2人の関係についてこう話している。「不思議だけど、すべては巡り巡って戻ってくるもんなんだ。昔から知っている選手と一緒にプレーできるんだぜ? これ以上のものはないだろ。俺たちの仲はだいぶ前までさかのぼるんだ。プロボウルでも一緒だったし、毎日のように話していた。彼はいつも“俺がお前をここに連れて来てやる。俺と一緒にプレーしようぜ”って誘ってくれていたけど、それが実現したんだ。クレイジーだよ。俺はワクワクしているし、彼もきっと同じだ」

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