ニューオーリンズ・セインツが“ハニーバジャー（ミツアナグマ）”を捕まえるかもしれない。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に現地5日（火）に報じたところによれば、ニューオーリンズで家族や友人との時間を過ごしていたフリーエージェントのセーフティ（S）タイラン・マシューがセインツの施設を訪れたという。

ラポポートは直近で契約が成立する模様ではないとしつつも、今回のセインツ訪問は注目に値するとつけ加えた。

ハニーバジャーの異名を持つマシューはニューオーリンズで生まれ、ルイジアナ州立大学（LSU）で活躍。ニューオーリンズの街とのつながりは深く、ホームタウンのセーフティとしてマシューと契約することはショーン・ペイトン元ヘッドコーチ（HC）が去ったセインツに勢いをもたらすだろう。

今の段階で獲得可能なフリーエージェントの中でトップ選手の一人であるマシューは、ボールのないところでも優れた働きをし、ランを阻止し、素晴らしいタイミングでブリッツのできる万能型セーフティだ。また、あらゆるディフェンスに結びつくことで知られている。

フリーエージェンシーでSマーカス・ウィリアムスを失ったセインツは、Sマルコム・ジェンキンスが引退するのも見届けている。セーフティの補強を必要としていたチームはフリーエージェンシーでマーカス・メイを獲得したものの、メイはアキレス腱の負傷からの立て直し中だ。

メイとマシューを組ませれば、セインツのバックエンドは直ちに強化されるだろう。

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