クオーターバック（QB）ジーノ・スミスがシアトル・シーホークスに戻ってこようとしている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが関係者の話を元に伝えたところによると、スミスがシーホークスと1年契約を結ぶ見込みだという。NFLネットワークのイアン・ラポポートは契約金額が700万ドル（約8億8,264万円）だと報じた。

第一報を伝えたのはジョーダン・シュルツだ。

シーホークスのヘッドコーチ（HC）ピート・キャロルは先月、QBラッセル・ウィルソンとのトレードでデンバー・ブロンコスからやって来たQBドリュー・ロックを支えるベテラン選手としてスミスに戻って来てもらいたいと話している。

昨シーズン、負傷したウィルソンの代役として3試合に先発出場したときにスミスは好プレーを見せていた。先発した3試合で70％のパスを成功させ、571ヤード、タッチダウン4回をマーク。補助輪がなくても、オフェンスを動かせることを証明した。

ロックのパフォーマンスがブロンコス時代と同様に不安定だった場合、キャロルHCはスミスというベテランのオプションを手に入れることができる。

スミスを追加しても、シーホークスは今月末に行われるドラフトでのクオーターバックの指名を検討する方がいいだろう。スミスとの再契約はチームがQBベイカー・メイフィールドの獲得に動くことを妨げるものではないが、その可能性を台無しにしてしまうかもしれない。メイフィールドは最近、シーホークスが自分にとって“最も可能性の高いオプション”だと示唆している。

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