ランニングバック（RB）ダニー・ウッドヘッド不在の中、パスキャッチ能力の高いRBを心底欲していたサンディエゴ・チャージャースが現地20日（火）、デクスター・マクラスターとの契約を発表した。

カンザスシティ・チーフスでヘッドコーチ（HC）を務めるアンディ・リードの下でも同様の役割を担った28歳のマクラスターは、自身のキャリアをRBだけでなくワイドレシーバー（WR）としても積み重ねてきた。2015年はタイタンズでプレーし、247ヤード、260レシーブをマーク。

今シーズンすでにウッドヘッドとチームナンバー1のWRキーナン・アレンが離脱しているサンディエゴは必死にオフェンス陣を再編成している。チャージャースは19日、さまざまなチームを渡り歩いてきたWRグリフ・ワレンを獲得。

ウッドヘッドの代役としてマクラスターを獲得したのは明らかだが、新しいオフェンス陣の中でマクラスターはパスプロテクターという感覚を持ってプレーすることになるだろう。過去3シーズンでウッドヘッドとクオーターバック（QB）のフィリップ・リバースは驚くほど息の合った関係性を構築してきた。これこそが、ウッドヘッドがリーグでも最高クラスのレシービングバックとして際立っている由縁なのだ。