クリーブランド・ブラウンズの刷新されたレシーバー部隊は現地9日（火）に行われた練習中にジャキーム・グラントが負傷したことで、有望な補強を失ってしまったかもしれない。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは、ワイドレシーバー（WR）でオールプロのセカンドチームのリターナーでもあるグラントがアキレス腱を断裂したおそれがあると報道。

ブラウンズのヘッドコーチ（HC）を務めるケビン・ステファンスキーが声明で「ジャキームの件は非常に残念だ。若い彼がチームに加わって以来、どれほど必死にがんばってきたかはわれわれが目撃してきた。ケガがこの仕事につきものだというのは誰もが分かっているとはいえ、ジャキームのように自分自身を必死に追い込んで取り組んできた人を思えば、とりわけ簡単には受け入れきれない」と述べた。

グラントのケガは明らかに痛みを伴っており、練習場を去るのにカートが必要なほどだった。今後、さらなる検査を受け、ケガの程度を確認することになっている。

今オフシーズンにフリーエージェント（FA）だった29歳のグラントは、チームの悩めるリターナーの役割を果たすために3年契約を締結してブラウンズに加入した。もちろん、グラントがもたらすものはこれがすべてではない。ブラウンズはジャービス・ランドリー離脱後に、信頼性の高いレシーバーオプションを必要としており、グラントがその役割を埋められたはずだった。

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