サンフランシスコ・49ersの先発クオーターバック（QB）トレイ・ランスが現地18日（日）に27対7で勝利したシアトル・シーホークス戦の第1クオーター序盤に右足首を負傷し、カートに乗せられてフィールドを離脱した。

ランを試みた際にタックルされて地面に倒れたランスが数分間その場にとどまった後、カートが運び込まれた。ランスは右足にエアキャストのようなものをつけて退場し、すぐに試合から除外されている。

ランスの負傷後は、バックアップQBとしてチームに残留するために今オフシーズンに契約を再構築したQBジミー・ガロポロが試合に出場した。

ランスは退場前にパス3回中2回成功で30ヤード、キャリー3回で13ヤードをマーク。一方のガロポロはパス21回中13回成功で154ヤード、タッチダウン1回を記録している。

ルーキーシーズンにあたる昨季にガロポロのバックアップを務めていたランスにとって、日曜日の試合は49ersのフルタイムの先発QBとして出場する2回目の試合だった。ランスは先週にひどい悪天候の中で敗れたシカゴ・ベアーズとのシーズン初戦で、パス28回中13回成功、164パスヤード、54ランヤードを記録している。

新しく先発の座を獲得し、49ersの組織から全面的な支援を受けながらシーズンを迎えたランスだが、日曜日に見舞われた足首のケガの程度によっては、先発の仕事を再開できるようになるまでに時間がかかるかもしれない。

【RA】