ハリケーン“イアン”が直撃する恐れがあるため、タンパベイ・バッカニアーズが今週の練習をマイアミで実施することになると、『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地26日（月）に報じた。

ペリセロによると、マイアミ・ドルフィンズが木曜日に敵地でシンシナティ・ベンガルズとの対戦に臨むため、バッカニアーズはドルフィンズの施設を使用できるようになるとのこと。

その後、バッカニアーズはフロリダ州マイアミ・デイド郡にフットボール活動の拠点を一時的に移すことを正式に発表した。

チームは「バッカニアーズは必要に応じて水曜日からシーズン第4週の準備が終わるまで、フロリダ州マイアミガーデンズにあるマイアミ・ドルフィンズのバプティスト・ヘルス・トレーニング・コンプレックスで練習する予定だ」と月曜日に明かしている。

日曜日のプライムタイムに実施されるシーズン第4週のカンザスシティ・チーフス戦は、予定通りタンパで行われることになっているが、NFLは、早ければ水曜日にフロリダ州西岸に直撃する可能性があるハリケーン“イアン”を取り巻く状況を監視し続けていると、ペリセロはつけ加えた。

メキシコ湾の暖かい海上で最大風速が時速140マイル（時速225km）になった後、フロリダに上陸すると予測されている“イアン”は、大型ハリケーンとしてキューバの西端に上陸した後にさらに強いカテゴリー4に発達すると予測されている。

月曜日の時点で、タンパとセントピーターズバーグは直撃を受ける可能性が最も高いと推測されており、それが現実となればこれらの地域は1921年以来の大型ハリケーンの直撃を受けることになる。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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