少なくとも本人の考えでは、ダラス・カウボーイズのクオーターバック（QB）であるダック・プレスコットは現地23日（日）に実施されるデトロイト・ライオンズ戦に先発するとのことだ。

シーズン第1週にタンパベイ・バッカニアーズに黒星をつけられた試合で右手親指を負傷し、手術を受けてリハビリに取り組む中で5試合を欠場したプレスコットは、来る日曜日のラインアップに戻る計画なのかと木曜日に報道陣から質問された。

『Dallas Morning News（ダラス・モーニング・ニュース）』によれば、「そうだ」と答えたプレスコットは「とにかく、俺はそう思っている」と続けたという。

プレスコットは医師からの復帰許可を水曜日に受けており、練習では40回以上の投球を行っている。ヘッドコーチ（HC）マイク・マッカーシーは水曜日に、練習ではプレスコットが”レップスの面では一番手”になるだろうと話していた。日曜日にプレスコットが先発するのは規定路線になっている。

カウボーイズはバックアップQBのクーパー・ラッシュとともに4勝1敗を記録したものの、ラッシュのプレーは最近の試合でやや低迷していた。カウボーイズは4勝2敗ながらも、シーズン第6週にフィラデルフィア・イーグルスに敗北したため、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）東地区3位となっている。

プレスコットのラインアップ復帰は良いタイミングで実現するかもしれない。『NFL Network （NFLネットワーク）のジェーン・スレーターはプレスコットが手に装具をつける必要はないと話したと伝えており、フットボールを握る部分でも問題はないという。しかし、日曜日の試合では親指をサポートするためにKTテープを使用する可能性はある。

「健康であることがありがたい」とプレスコットは話した。

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