ダラス・カウボーイズが現地11月1日（火）のトレード期限を前に、ディフェンシブラインを強化している。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話をもとに報じたところによれば、カウボーイズは2023年の6巡目指名権と引き換えにラスベガス・レイダースのディフェンシブタックル（DT）ジョナサン・ハンキンスを獲得したとのこと。カウボーイズはこのトレードによって2024年7巡目指名権も手にしている。

2013年のドラフト2巡目でニューヨーク・ジャイアンツから指名されたハンキンスは、特にラン攻撃に対して堅実なインテリアディフェンダーだ。これまでにジャイアンツ（4年）、インディアナポリス・コルツ（1年）、レイダース（5年）で過ごした10シーズンの中で、ハンキンスは合わせてタックル366回、タックルフォーロス36回、クオーターバック（QB）ヒット47回、サック14.5回を記録。30歳のハンキンスは今季にタックル10回とQBヒット1回をレイダースでマークしている。

カウボーイズはNFLでも最も恐ろしいパスラッシュを擁しているものの、ランに対しては中位といったところだった。ハンキンスを加えることでインテリアにデプスが生まれ、特にアーリーダウンの状況が強化されるだろう。今回の動きはカウボーイズにとってタイムリーだった。カウボーイズはマンデーナイトにニューイングランド・ペイトリオッツから243ラッシングヤードをもぎとったシカゴ・ベアーズとシーズン第8週に対戦する。

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