グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック（QB）アーロン・ロジャースは現地12月4日（日）に組まれているライバルのシカゴ・ベアーズとの試合に出場するつもりだ。

日曜夜に行われたフィラデルフィア・イーグルス戦で肋骨を負傷して途中離脱したロジャースだが、火曜日に出演した『The Pat McAfee Show（パット・マカフィー・ショー）』では次戦に出場できそうだと明かしている。

肋骨を負傷する前にすでに親指の骨折に対処していたロジャースは「昨日、スキャンした結果、良い知らせを受けたから、今週はプレーするつもりだ」とコメント。

ロジャースは試合序盤にヒットされたが、第3クオーターにロッカールームへ向かうまでは痛みを抱えながらプレーしていた。離脱後、ロジャースはフィールドに戻らず、代わりに出場したQBジョーダン・ラブが率いる中でパッカーズは敗れている。

ケガについて「試合の中ですでに胸郭を揺らすような一撃を受けていた」と語ったロジャースはこう続けた。「ハーフタイムにちょっとだけストレッチをしてみて、たぶん筋損傷の類じゃないなと思った。その後、第3クオーターにまたヒットされて、息が苦しくなったんだ。試合を離脱しないことに誇りを持ってきたし、これまで何年もいろんなことを抱えながらプレーしてきた。注目されるものもあれば、されないものもあった。でも、今回は相当な痛みを感じていたし、あの場では本当に少しも動けないような気がした。本当に深刻なものじゃないことを確認するために検査を受けたかったんだ」

ラブが日曜日の試合で堅実なプレーを見せたことや、パッカーズがシーズン第14週にバイウイークを迎えること、そして4勝8敗（過去8試合で7敗）という成績になっていることから、ロジャースが少なくともベアーズ戦を欠場する可能性があるという話も出ていた。

火曜日にその説を即座に否定したロジャースは次のように話している。

「シカゴにあるお気に入りの場所に行って、大きな勝利を収めてからバイを迎え、健康を取り戻したいと思っている」

パッカーズは日曜日、前回の試合でニューヨーク・ジェッツのQBマイク・ホワイトが偉大な元QBジョー・モンタナに見えるほど精彩を欠いていたベアーズ守備陣と対峙する。シーズンを通して苦戦してきたロジャースはこの試合で、地区ライバルを相手に形勢を立て直すはずだ。

【RA】