バッファロー・ビルズのアウトサイドラインバッカー（OLB）ボン・ミラーは、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）東地区の重要な直接対決に間に合うようにフィールドに復帰することを目標としている。

外側半月板の断裂を負っているミラーは、第14週のニューヨーク・ジェッツとの対戦に間に合うように復帰し、ケガを乗り越えてプレーできると信じている。

ミラーは現地29日（火）にリリースされた『The Von Cast（ザ・ボン・キャスト）』で「このニュースは最高というわけではないが、最悪のニュースでないことは確かだ。普通くらいのニュースだ。俺はACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を断裂していない、それが大きな内容だ。外側半月板には損傷があり、それは対処する必要がある。でも、俺はこのケガを抱えながらもプレーすることができるように感じている。ただ、少し待ってから、7日から10日ほど腫れが引くのを待つつもりだ。そしてできればジェッツ戦の直前に復帰したい」と話した。

ミラーはビルズがサンクスギビングデーのデトロイト・ライオンズ戦で勝利した際に膝を負傷し、その翌日、MRIの結果から、前述の外側半月板断裂が判明したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じていた。また、ラポポートは手術が必要になる可能性が高いと付け加えたが、その時点では、ミラーがシーズン終了後に手術を受けるのか、それとも今すぐに手術を受けるのかは不明だった。ミラーは前者でいくことを決めたようだ。

このオフシーズン、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）東地区のチャンピオンと契約したミラーは、今シーズン11試合でサック8回、タックル21回、タックルフォーロス10回を記録しており、ビルズ守備陣において大きな役割を果たしている。

木曜日、8勝3敗のビルズは6勝5敗のニューイングランド・ペイトリオッツとの試合でミラーを欠くことが決定的だが、7勝4敗のジェッツ戦で復帰することになれば、チームにとっては大きな後押しとなるだろう。

【AK】