現地15日（木）、サンフランシスコ・49ersはNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）西地区タイトル確定の可能性がある状態でシアトル・シーホークスとの一戦に臨んだ。

その試合が終わった今、地区タイトルは49ersの手中にある。

木曜日にシーホークスを21対13で退けた49ersが、2019年以来の地区タイトル獲得を果たした。

ヘッドコーチ（HC）カイル・シャナハン率いる一団は今季のプレーオフ進出を決めた2つ目のチームとなった。先週にはフィラデルフィア・イーグルスがポストシーズンにコマを進めている。しかし、地区タイトルを確定させたのは49ersが初めてだ。

『Prime Video（プライム・ビデオ）』のケイリー・ハータンによれば、49ersのディフェンシブエンド（DE）ニック・ボサは試合後に「またダンスできるのがめちゃくちゃうれしいね」とコメントし、「俺たちはずっと、またダンスするぞってことだけ話し続けていて、今、そうなったんだ」と続けたという。

負傷が相次いだにもかかわらず、49ersは木曜日に7連勝を決めて戦績を10勝4敗とした。この勝利によって、49ersは昨季までの4戦で全敗していたシーホークスとの地区ライバル対決を、今季はすべて制したことになる。

昨シーズンの49ersはワイルドカードからNFCチャンピオンシップ戦まで進んだ。今回はディビジョン王者として、6年のシャナハン在任期間で3度目のプレーオフに挑む。

NFCのトップにつけているのは12勝1敗のイーグルス。49ersが彼らに追いついて第1シードを獲得することはなさそうだが、残り3試合となった中、ミネソタ・バイキングス（10勝3敗）を退けて第2シードを手にする可能性はある。

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