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ベンガルズWRボイド、指の脱臼に“ショック”も、バッカニアーズ戦出場を願う

2022年12月16日(金) 23:28


シンシナティ・ベンガルズのタイラー・ボイド【AP Photo/Mark J. Terrill】

シンシナティ・ベンガルズのワイドレシーバー(WR)タイラー・ボイドは日曜日に勝利したクリーブランド・ブラウンズ戦の2度目のスナップで指を脱臼してしまい、それは骨が皮膚を突き破るほどひどいものだった。

「ちょっとショックを受けたよ」と現地15日(木)の練習後、ボイドは『ESPN』のベン・ベイビーを通じて打ち明けた。「ありがたいことに俺は今まで大きなケガをしたことがなかったんだ。ましてや骨が見えるようなケガなんてさ。だから、ちょっと気を取られたよ。でも同時に、アドレナリンが駆け巡った。だから、痛みや動揺はなかったんだ。唯一心配だったのは、もう一度フィールドに戻って仲間を助けられるかどうかだった」

結局試合には戻らなかったボイドだが、シーズン第15週のタンパベイ・バッカニアーズ戦ではプレーすることを望んでいる。今週は制限付きで練習に参加しており、しっかりとテーピングを施して適切に鎮痛剤を使えばそれは可能だと彼は考えている。

「俺はプレーできる」とボイドは言う。「足は動かせるんだ。うまくやれる」

NFL屈指のスロットレシーバーであるボイドは2022年にキャッチ45回、655ヤード、タッチダウン4回を記録している。

ターゲットを次々と成果に変えているのはジャマール・チェイス(試合平均91.2ヤードを獲得)だが、ボイドとティー・ヒギンズ(ハムストリング)がケガを抱える中、チームはその穴埋めとしてトレントン・アーウィンとトレント・テイラーに頼るようになった。

プレーオフ進出を決定づけたいベンガルズとしては、日曜日にボイドとヒギンズの両方がけがにうまく対処しながらプレーできることが望ましい。ボルティモア・レイブンズの動向次第ではあるが、場合によってはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区で首位に躍り出ることも可能な状況だ。

【M】