ワイドレシーバー（WR）タイラー・ロケットがサンフランシスコ・49ersとの試合で指を骨折したと、シーホークスのヘッドコーチ（HC）であるピート・キャロルが試合後に明かした。

サーズデーナイトに失望の敗北を喫したシアトル・シーホークスに、さらなる痛みが加わった。トッププレーヤーの一人が、シーズン終了となるかもしれない。今季に復帰できるかについても、疑問符のつく状態とのことだ。

「タイラー・ロケットは手の骨を骨折した。人差し指だ」と言うキャロルHCはこう話している。

「まさにそういうことだ。何が正しい道なのかを探らなければならない。それについては推測さえできない。タイラーなしでプレーすることを思い描けない」

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは現地15日（金）に、ロケットはらせん状にひびの入った第1中手骨の手術を受ける予定であり、それによって少なくとも2週を欠場し、シーズン終了になる可能性もあると、情報筋の話を元に伝えている。

ベテランコーチであるキャロルHCは手術に“いくつかの違うやり方”があるため、ロケットが今季中に復帰する可能性もあるとした。とは言え、ロケット本人はどの手術法にするか、もしくは、そもそも手術を受けるのかについて決めていないようだ。

この日の試合で、ロケットはキャッチ７回、68ヤードをマークした一方、6試合連続でタッチダウンキャッチ1回の記録は更新できなかった。

今季これまでに、ロケットはキャッチ78回でチームハイの964ヤードを稼いでいる。

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