ジェッツQBホワイトに出場許可降りず、ライオンズ戦はウィルソンが先発へ
2022年12月17日(土) 07:05肋骨を負傷しているマイク・ホワイトにコンタクト(接触)の許可が降りなかったことから、ニューヨーク・ジェッツのヘッドコーチ(HC)を務めるロバート・サラーは現地18日(日)に控えるデトロイト・ライオンズ戦ではザック・ウィルソンが先発すると明かした。
敗北したシーズン第14週のバッファロー・ビルズ戦後には次戦にも出場できると楽観視していたホワイトだが、最終的な医師の許可を得られなかったとのこと。
サラーHCは16日、「日曜日の試合後、もちろん、いろいろともう書かれているが、(ホワイトは)病院でレントゲンを取るなど検査を受けた。検査はどれも問題なかったので、飛行機に乗って、何もかも順調だった。月曜日と火曜日も同じような検査をさらに受けた。練習にはゴーサインが出たので取り組んでいた。彼自身の体調は良いものの、医師は当然といえば当然ながら、接触を許可してくれなかった。マイク・ホワイトは真の戦士なので、今週に彼がフィールドに戻れるように、別の意見を求めたり、コンタクトを許可してくれる人を探したり、できる限りを尽くしてきた。チームメイトのためにも一緒にいたがっているので、可能な限りの手段を尽くしたのだ」と話している。
その後、報道陣の前に姿を見せたホワイトは肋骨を骨折していると認めつつ、複数の試合の欠場を余儀なくされる可能性があることを明らかにした。
ホワイトはシーズン第12週に先発の座を任されて以降、ジェッツオフェンスの司令塔を務めながら、2試合で300ヤード以上を記録。一方のウィルソンは先発した7試合で300ヤード以上をマークできたのは1回だけだ。
そのホワイトも試合に出られない今、2021年ドラフト全体2位指名でジェッツ入りし、この3週間はサイドラインから試合の様子を見守っていたウィルソンに成長を示す機会がめぐってきている。
サラーHCは「ザックにとっては素晴らしい機会になるだろう。2番手クオーターバックに昇格させたということは、出場する可能性が高く、それに応じた準備をしておかなければならないという理解だった」とも述べた。
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