クリスマスの夜、アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック（QB）トレース・マクソーリーはタンパベイ・バッカニアーズとの試合でキャリア初先発を果たすことになった。

現地21日（水）、カーディナルスのヘッドコーチ（HC）クリフ・キングスベリーはQBコルト・マッコイがバッカニアーズ戦から正式に除外され、脳しんとうプロトコルにとどまると発表した。また、デビッド・ブラウがマクソーリーのバックアップを務める予定だという。

カイラー・マレーが膝を負傷してシーズン終了となってから先発を任されていたマッコイは、シーズン第15週に敗れたデンバー・ブロンコス戦の第3クオーター序盤に脳しんとうを起こした。

その後はマクソーリーが代わりに出場し、パス15回中7回を成功させて95ヤード、インターセプト2回を記録。カーディナルスの3番手QBは、2019年ドラフト6巡目でボルティモア・レイブンズに指名されてからこれまでに39回しかパスを投げたことがない。そのうち18回を成功させたマクソーリーは通算で256ヤード、タッチダウン1回、インターセプト3回をマークしてきた。

ペンシルベニア州立大学出身のマクソーリーは、日曜夜のプライムタイムにQBトム・ブレイディ率いるバッカニアーズを相手にキャリアで初めて先発を務める。

【RA】