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3連敗の“後味の悪さ”を払拭したいとドルフィンズHCマクダニエル

2022年12月21日(水) 14:39


マイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエル【AP Photo/Adrian Kraus】

マイアミ・ドルフィンズは12月に入ってから組まれている3つのロードトリップに多くの落とし穴があることを知っていた。それでも、3連敗という結果はこたえるだろう。

ドルフィンズの成績はサンフランシスコ・49ers、ロサンゼルス・チャージャーズ、バッファロー・ビルズに続けて敗れたことで8勝3敗から8勝6敗となった。そして、ドルフィンズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)で第7シードを獲得する位置につけている。

『South Florida Sun-Sentinel(サウス・フロリダ・サン・センティネル)』によると、ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルは現地19日(月)に「あの3試合で私たちが最終的に何をしたかはよく分かっている。間違いなく、あれは望んでいた結果ではなかった」と述べたという。「このトリップがどのようなものになるかは完全に理解していた。いい相手との3試合がどういうものになるかは分かっていたし、それが難しい挑戦になることも分かっていた。私たちはその挑戦にある意味ワクワクしていた」

ドルフィンズは現在、クリスマスにクオーターバック(QB)アーロン・ロジャース率いるグリーンベイ・パッカーズを迎え撃つためにホームに戻っている。

マクダニエルHCは「私たちはホームを愛しているが、“ああ、ついにホームに帰ってきた”という感じではない。それよりも、フットボールをプレーするための新たな機会が必要だと思っている。これはなんとしても取り除きたい後味の悪さだ」と語った。

3連敗を喫する中で、QBトゥア・タゴヴァイロアのパス成功率はいずれの試合も60%を下回っている。それまでに出場した今季の9試合でタゴヴァイロアのパス成功率が60%を下回ったのは、負傷退場したシーズン第4週のシンシナティ・ベンガルズ戦だけだ。

マクダニエルHC率いるドルフィンズが3連敗を経験するのは今季2回目となっている(1回目はシーズン第4週から第6週)。1回目の連敗から立て直しに成功したドルフィンズは、そこから5連勝を収めた。

マクダニエルHCはプレーオフ進出をかけた戦いで、ロードゲームで敗北した経験を生かせると信じている。

「私たちはあえてすべての経験を生かすつもりだ。なぜなら、私たちの意思とコミットメントは前に進んでいるからだ」と強調したマクダニエルHCは「もし、そうすることを選択して、今までやれなかったことをすべて実行した上でその経験を生かすことができれば、振り返ったときにそうした経験が有益なものだったと思えるはずだ」と続けた。

ドルフィンズはパッカーズを迎え撃ち、敵地でのニューイングランド・ペイトリオッツ戦およびホームでのニューヨーク・ジェッツ戦に挑んだ後にレギュラーシーズンを終える予定だ。これらのチームはすべてプレーオフ進出をかけて試合に臨んでくる。

【RA】