MVP級の活躍を見せたシーズンに、カンザスシティ・チーフスのクオーターバック（QB）パトリック・マホームズは未来のプロフットボール栄誉の殿堂入り選手2人と肩を並べた。

デンバー･ブロンコスに対し、27対24で勝利を収めた日曜日の試合で、マホームズはキャリア2度目となる5,000パスヤード超えを達成した。同様の数字を複数年で記録しているのはNFLクロニクルの中でトム・ブレイディとドリュー・ブリーズだけだ。

2度目の5,000ヤードシーズンまで280ヤードという状態で試合に臨んだマホームズは、第4クオーターでタイトエンド（TE）ブレイク・ベルに17ヤードのタッチダウンパスを通してマイルストーンを達成した。

前回マホームズが5,000ヤードを超えたのはNFLのMVPに輝いた2018年のことで、今回の偉業も2度目のMVP獲得に向けた後押しになるのは間違いない。

ブレイディの5,000ヤード超えはこれまで2回あり、2回目は昨シーズンに達成している。ブリーズは驚くべきことに5,000ヤード超えを6回記録している。しかし、彼の場合は最初の達成が8年目と遅く、2回目が11年目のシーズンだった。マホームズはキャリアをスタートしてから6シーズンで2回達成しており、前例のない才能の持ち主であることを再確認させられる。

日曜日もその力をはっきりと見せつけたマホームズはさらなるマイルストーンと称賛をシーズン中に集めるかもしれない。

【M】