ロサンゼルス・チャージャーズがスーパーワイルドカード週末に崩壊を起こしたことで、ヘッドコーチ（HC）ブランドン・ステイリーは攻撃陣のスタッフ変更を迫られている。

すでにチームを去ったのは攻撃コーディネーター（OC）ジョー・ロンバルディとパスゲームコーディネーター兼クオーターバック（QB）コーチのシェーン・デイだ。ステイリーはこれからの数週間でその空席を埋めなければならない。また、ステイリーは27対0のリードから31対30でジャクソンビル・ジャガーズに逆転負けしたことで生じたチームへの疑問の答えも見つける必要がある。

現地18日（水）、スタッフに関する決断についてステイリーHCは「とにかくオフェンスや、ボールのそのサイドに私が持っているビジョンに変化をもたらす必要があるように感じている」と話した。

「一つのフットボールチームとしてギアを変える必要があると思うし、もちろんそれは簡単な決断ではない。なぜなら、2年にわたって彼らは本当に良い仕事をしていたからだ。だが、そちら側で改善ができると思っているし、われわれがこれから集中するのはその部分だ」

「攻撃面で、われわれがプレーすべき別のレベルがあると思うし、特にスクリメージライン、ランゲームではそうだ。ランとパスがうまく組み合わさればアーリーダウンでもっと爆発力が生まれるし、われわれにとっては一つのスタイルのプレーがまだあると思う。そして、われわれは毎シーズン、最終的に一つのフットボールチームとして行きつけると思う方向に進んでいる。先程も言ったように簡単な決断ではないが、それでも特定の場所にとどまることはなく、自分たちのゲームを常に新たなレベルにしようと思うものだ。大事なのはそこで、自分たちのチームが攻撃面で到達できる適切なレベルをつくらなければならない」

チャージャーズが新たなレベルに到達できるのならば、ステイリーHCはこれ以上、自分に仕事を求める声を無視しなくてよくなるだろう。たとえ本人が真剣に受け止めていないにしろ、そういった声はもう十分すぎるほどステイリーHCの元に届いている。

「いや、われわれが2年間やってきた仕事には、大きな自信がある。毎週、フットボールフィールドで見てきたものに大きな自信を持っているし、私がここに来てから、われわれが一つのフットボールチームとしてどういった改善を可能にしてきたかを知っている」と言うステイリーHCは次のように続けた。

「われわれのシーズンの締めくくり方、終盤をどう終えたかが、われわれが何を進めていくことにエキサイトしているか、そのすべてを示している。それはわれわれのロッカールームにあるカルチャーであり、私はわれわれがフィールド上でどれだけ優れたものを生み出しているかを知っているし、どれだけ成長していけるかのキャパシティも分かっている。1年目から2年目に大幅な改善をした部分ではすべてが整っており、2年目から3年目に同じような進歩を期待している」

【A】