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プロフィール欄変更で一時的に騒動を引き起こしたラムズDTアーロン・ドナルド

2023年01月19日(木) 14:28


ロサンゼルス・ラムズのアーロン・ドナルド【AP Photo/Ross D. Franklin】

アーロン・ドナルドは週末、自身の『Twitter(ツイッター)』アカウントのプロフィール欄を一時的に変更したことでちょっとした騒動を引き起こした。

ロサンゼルス・ラムズのスターディフェンシブタックル(DT)であるドナルドは、少なくとも水曜日にはいくらか事態を収束させている。

かつてチームメイトだったクリス・ロングがドナルドは2023年もプレーするはずだと言ったことに対して、ドナルドは「みんなに言ってやれC Lo(クリス・ロング)。俺はプレーする。しないなんて言ってない」とツイートした。

日曜午後、ドナルドのツイッターアカウントのプロフィール欄には一時的に“元ラムズ所属NFLディフェンシブラインマン”と記されていたが、ドナルドはその後すぐに“ラムズ所属NFLディフェンシブラインマン”に直している。

5勝12敗という悲惨なシーズンを終え、ショーン・マクベイHC(ヘッドコーチ)の退任も予想されていた中で、ドナルドがフィールドを後にする可能性は理解し難いものではないように見えた。結局のところ、2021年シーズンにスーパーボウル制覇を経験した後に引退を検討していたドナルドは、2022年シーズンにハイアンクルスプレインに見舞われて最後の6試合を欠場している。

とはいえ、危機は回避されたようだ。

かつてラムズでドナルドのチームメイトだったロングは、ポッドキャスト『The Season with Peter Schrager(シーズン・ウィズ・ピーター・シュレーガー)』に出演した際に「(ドナルドは)来年にプレーすると思う。そう信じるに足る理由がある。ツイッターのプロフィール欄の件は知っているけど、とにかく彼はプレーするはずだ」と話している。

ドナルドがロングのコメントを切り抜いた動画付きの投稿にリプライしたことで事態はひと段落したようだ。

もちろん、オールプロに7度選出された経歴を持つドナルドには経済的な面で復帰する理由が多くある。ドナルドは2022年シーズンが始まる前に契約を再編したことにより、2024年シーズンまで9,500万ドル(約121億6,751万円)が保証されることになっているのだ。

マクベイHCは戻ってくる意向を示しており、クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードも引退する予定はない。そして、AP通信ディフェンス部門年間最優秀選手賞に3度輝いたことのあるドナルドは、ラムズでの10シーズン目を迎えるために戻ってくることになりそうだ。

【RA】