トレードも辞さない意向の49ers控えQBジョーンズ、ダーノルドのように再び先発を目指す
2026年02月06日(金) 13:16
クオーターバック(QB)マック・ジョーンズは今季、サンフランシスコ・49ersで存在感を示し、自身のキャリアの次章に期待を寄せている。
27歳のジョーンズは、ニューイングランド・ペイトリオッツで不振に陥った後、ジャクソンビル・ジャガーズで1年を過ごしてから、昨年のオフシーズンに49ersへ加入した。その選択は、結果的にこれ以上ない環境だったと言える。先発QBブロック・パーディーが2度にわたり負傷離脱した期間、優勝争いを繰り広げるチームで8試合に先発し、戦線を支え続けた。
昨季のジョーンズは、自己最高と呼べるパフォーマンスを披露。2,151パスヤード、タッチダウン13回、インターセプト6回という数字を残した。『NFL Network(NFLネットワーク)』の『The Insiders(ジ・インサイダーズ)』に対し、優勝争いを繰り広げるチームで、ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンと才能豊かな49ersのオフェンスとともにプレーできたことが、さまざまな意味で自身に必要なキャリアのリセットになったと、現地4日(水)に次のように語っている。
「また純粋に楽しめるようになったし、本当に相性のいい仲間たち、コーチや選手たちと一緒に過ごせた。雰囲気はすごくリラックスしていたけど、チーム合同練習(OTA)ではかなりハードに取り組んだ。温かく迎え入れてもらい、殿堂入り選手たちから学べたことは貴重な経験になった」
「カイルは自分にとって最高の存在だ。同じ感覚でつながっている。自分はそれを“wi-fi”と呼んでいるけど、本当に相性が良かった」
一方で、再び先発としてフィールドに立つことを考えた場合、その可能性が他チームにあることも、ジョーンズは受け止めている。ただし、昨年に2年契約を結んでいるため、2026年シーズンも49ersとの契約下にある。他チームで先発の座が空く可能性があったとしても、来季もサンフランシスコで過ごすことになれば「心からワクワクする」と語る。
「正直に言えば、これはビジネスだ。どういう世界かは分かっている」とジョーンズ。
「先発としてやれることは証明してきたし、違う環境でも先発を務められることを示してきた。先発50試合以上の経験もある。やり方は分かっている。ただ、それと同時にビジネスだということも理解している」
実際、ジョーンズの名前は他チームの先発候補として挙がっており、本人もそうした動きを把握している。仮にトレードで新天地に向かうことになったとしても、49ersと同様に、自身を支える戦力が整い、チームとともに勝利を目指せる環境を望んでいる。
「フリーエージェントのクオーターバックであれ、トレードの可能性がある立場であれ、どんな状況でも、自分にフィットして納得できる場所に行きたい」とジョーンズは話している。
「最終的に、自分が49ersで求めているのもそこだ。どうなるかは分からないけど、名前が話題に挙がるのは悪いことじゃない」
今年のスーパーボウルに出場するクオーターバックの1人、サム・ダーノルドも似た道のりを歩んできた。ニューヨーク・ジェッツとカロライナ・パンサーズで苦しんだ後、1年間49ersに在籍。その経験を経て、ミネソタ・バイキングスで成功を収め、さらにシアトル・シーホークスで長期的な先発の座を手にした。その選択は、見事に実を結んでいる。
ジョーンズもまた、ダーノルドがシャナハンの下で過ごした1年を飛躍につなげた過程を意識しているという。
「その点についてはよく聞かれる。選手それぞれ、歩む道は本当に違う」とジョーンズは語る。
「彼のインタビューを見ていると、カイルやブロックから学んだことがキャリアを大きく変えたと話している。今ならその理由がよく分かる。俺もこの1年でたくさんのことを学んだ」
「(サンフランシスコで過ごした1年で)サムもきっと同じように感じていたはずだ。映像を見れば分かるけど、共通点はかなり多い」
ジョーンズはまた、先発として起用されていた期間に抱えていた膝のケガについても、プレーへの影響はなかったと強調し、長期的な不安は残っていない様子だ。
「(チームは)ケガにうまく対応してくれた」とジョーンズは話す。
「今シーズンは体調も良くて、スナップを1つも欠場していない。全スナップに出場した。よほど深刻なケガでない限り、プレーしないという選択はしないタイプだからね」
こうしてジョーンズは、2026年の去就を待つ立場となった。49ersで再びシーズンを迎えるのか、それとも別のチームで先発の座を争うのか。
「間違いなく、今の状況は自分のモチベーションになっている。自分にはそれができるという感覚があるし、自信も取り戻した。それは自分にとってとても大切なことだ。どのチームであっても、勝利に貢献できると思っている」とジョーンズは語った。
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