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シーホークスWRスミス・インジクバが2025年AP通信NFL攻撃部門年間最優秀選手に

2026年02月06日(金) 13:55

シアトル・シーホークスのジャクソン・スミス・インジグバ【AP Photo/Ben VanHouten】

現地5日(木)、サンフランシスコで行われたNFL Honors(NFLオナーズ)の場で、シアトル・シーホークスのワイドレシーバー(WR)ジャクソン・スミス・インジグバが2025年AP通信NFL攻撃部門年間最優秀選手に選ばれた。

スミス・インジグバが所属するシーホークスは日曜日に第60回スーパーボウルでニューイングランド・ペイトリオッツと対戦する。スミス・インジグバは他の最終候補者であるサンフランシスコ・49ersのランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリー、ロサンゼルス・ラムズのWRプカ・ナクア、アトランタ・ファルコンズのRBビジャン・ロビンソン、ペイトリオッツのクオーターバック(QB)ドレイク・メイを抑えて受賞した。

スミス・インジグバとマカフリーの間で接戦となり、スミス・インジグバが272ポイント(1位投票14票)を得た一方で、マカフリーは223ポイント(12票)を獲得した。

シーホークスの選手がこの賞を獲得したのは今回で2度目であり、2005年のRBショーン・アレクサンダーが初めての例だった。

スミス・インジグバは119回のレシーブで10回のタッチダウンを記録し、レシーブヤード(1,793ヤード)でNFLトップに立っている。このレシーブヤードは自身のキャリア最初の2シーズンの合計を上回る数字だった。スミス・インジグバのNFL3シーズン目で特に印象的だったのはその安定性で、17試合中15試合で72ヤード以上を獲得している。

予想されていた通り、スミス・インジグバは2025年NFLシーズンに満場一致でオールプロに選出された3人の選手のうちの1人となった。

昨オフシーズンにシーホークスがD.K.メットカーフをトレードし、クーパー・カップを獲得したとき、スミス・インジグバが1番手WRの座を引き継ぐ準備ができているかは疑問視されていた。特に、新加入のQBサム・ダーノルドと組むこともあり、懸念の声が上がっていた。しかし、ダーノルドとスミス・インジグバは2025年シーズンのNFLで最も素晴らしいパスコンビの1つを形成し、その懸念は不要だったことが判明している。

シーズン第1週にキャッチ9回で124ヤードを記録したスミス・インジグバは、最初の11試合で平均119.4ヤードを獲得。シーホークスをチーム史上最高の成績(14勝3敗)や、フランチャイズ史上4度目のスーパーボウル出場に導くのに貢献した。

また、スミス・インジグバは殿堂入りしたジェリー・ライスが1994年に成し遂げてから初めて、カンファレンスの第1シードを獲得したチームでプレーしながらレシーブヤードでNFLトップに立った選手となった。ライスはそのシーズン、サンフランシスコ・49ersの一員として第29回スーパーボウル制覇を果たしている。

スミス・インジグバの生産性が向上した一因は、その起用法にある。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、スミス・インジグバは2025年シーズンにディープレシーブヤード(542ヤード)でNFLトップに立ち、次点のシーディー・ラム(454ヤード)を88ヤード上回ったという。また、ディープレシーブ数もリーグトップの13回を記録し、最初の2シーズンと比べて著しい変化を示している。2023年と2024年のディープレシーブは合わせて11回(ターゲット25回)であり、獲得ヤードも325ヤードにとどまっていた。

今回で攻撃部門年間最優秀選手賞がクオーターバック以外の選手に贈られるのは7年連続となった。一方、2023年シーズンはマカフリー、2024年シーズンはセイクワン・バークリーと、2年連続でランニングバックが受賞していたが、この流れは断ち切られている。最後にクオーターバックがこの賞を獲得したのは2018年(カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ)で、マホームズはMVPも同時に受賞した。

【RA】