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ラムズQBマシュー・スタッフォードが2025年AP通信NFL年間MVP賞に輝く

2026年02月06日(金) 13:12

ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Matt York】

キャリア17年目にして、クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードのトロフィーケースには栄誉の証が並びだしている。

ロサンゼルス・ラムズQBのスタッフォードが、現地5日(木)にサンフランシスコで開かれているNFL Honors(NFLオナーズ)の場で、2025年AP通信NFL年間MVP賞に輝いた。

2025年シーズン開始の段階では2度のプロボウラーという称号だけをもっていたスタッフォードだが、光る活躍を見せた今季には、3回目のプロボウル選出と初めてのオールプロ選出を果たしている。今、そこにMVPのトロフィーが加わった。

スタッフォードはリーグトップの4,707パスヤード、試合平均276.9ヤード、タッチダウンパス46回を記録した一方、インターセプトは8回にとどめた。パサーレーティング(109.2)では2位で、ファーストダウン獲得はリーグトップの236回。また、これもリーグ首位のスコアリングオフェンス(試合平均30.5ポイント)を率いており、ラムズはレギュラーシーズンに12勝5敗をマークしてNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)プレーオフの第5シードを獲得している。

シーズン前に負傷によって時間を失っていたこともあって、37歳のシグナルコーナーは背中が1シーズンの戦いに耐えられるのかとの疑問とともに今季を迎えていた。しかし、いざシーズンが始まってみれば、ベテランのスタッフォードには問題がなかったばかりか、フィールド上に鋭いパスやノールックパスを投じる活躍を見せている。

2009年NFLドラフトの全体1位でデトロイト・ライオンズから指名されたスタッフォードは、同世代の中で埋もれ、負け越しチームでヤードを積み重ねるだけの選手として見られがちだった。2021年にロサンゼルスに移転したから、スタッフォードはこういった批判を黙らせ、剛腕とここぞというときに決める知的なプレーでショーン・マクベイヘッドコーチ(HC)のオフェンスを新たな高みに押し上げている。

第56回スーパーボウルのトロフィーにMVPとオールプロファーストチームのトロフィーを加えたことで、いつか引退を決意するときには、スタッフォードの殿堂入りの議論に追い風が吹くはずだ。

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