AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップゲームで足首を負傷したカンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー（WR）カダリウス・トニーは、現地8日（水）に行われた練習においてチーム内で唯一、制限付きとされていた。

木曜朝、トニーの第57回スーパーボウルへの出場可否に対する懸念について質問されたヘッドコーチ（HC）のアンディ・リードは次のように答えている。

「彼は昨日、自分のために計画されていたことをすべてやり遂げた。だが、今日はもっとやることがある。彼がどのようにやるかを見るつもりだ。昨日は気合いが入っていて、すごい勢いで走っていた。今日はどうなるかな」

リードHCはスーパーボウルに向けて練習量を軽くする前に、木曜日の練習が今週で最もハードなものになるだろうと言及。木曜日に行われるセッションでどれほど活発に動けるかで、トニーが日曜日の試合に出場できるかどうかが決まる可能性がある。

シーズン中にニューヨーク・ジャイアンツとのトレードで獲得されたトニーは、チーフスに移ってからプレーオフでの2試合を含めて9試合に出場し、キャッチ20回で216ヤード、タッチダウンキャッチ2回、キャリー6回で73ヤード、タッチダウンラン1回を記録してきた。

今週、スピードに長けたWRメコール・ハードマンが故障者リザーブ（IR）に置かれたため、トニーが日曜日に出場できるかどうかは重要な要素になってくる。出場できるとなれば、トニーは素早いパスゲームやランゲームにおいてアウトサイドでスピードを発揮し、イーグルス守備陣に脅威を与えられるだろう。

【RA】