年に一度のスカウティングコンバインで大学の精鋭選手たちがスキルを披露している中、NFLは現地3日（金）、現役と元選手たちにフットボール後の未来に備える機会を提供するためのプロフェッショナル開発プログラムを立ち上げた。

『NFL Career Tours（NFLキャリア・ツアーズ）』は選手たちにメジャー企業への独占的なアクセス権を与え、多様なキャリアの機会やネットワークについて産業のリーダーたちと学ぶことを可能にするものだ。今月から60人の男性がプログラムに参加し、エンターテインメント、スポーツビジネス、そして音楽産業について舞台裏を体験する。

NFLは『Fifth Season（フィフス・シーズン）』と『Hidden Empire film group（ヒドゥン・エンパイア・フィルム・グループ）』、『Nike（ナイキ）』、『Interscope Records（インタースコープ・レコード）』と提携した。

プログラムは来週からロサンゼルスでスタートし、カンザスシティ・チーフスのガード（G）トレイ・スミスを含む18人がフィフス・シーズンとヒドゥン・エンパイアに行って演技、役柄のキャスティング、ディレクション、融資調達、プロデュースや映画配給など、エンターテインメント産業の全てを体験することになる。

「フットボール以外でプロフェッショナルな観点から自分自身を向上させる機会だ。それはすごく大事なことだと考えている」とスミスは『AP Pro Football Podcast（APプロフットボール・ポッドキャスト）』の中で話した。

オレゴンにある『Nike（ナイキ）』本社には13日（月）から14日（火）にかけて16人の選手たちが訪れ、製品開発、マーケティング、ブランディングを含むスポーツビジネス産業について学ぶ。

20日（月）と21日（火）には17人がロサンゼルスの『Interscope Records（インタースコープ・レコード）』を訪問する。彼らは音楽産業の全ての面を学ぶことになり、アーティスト活動、アーティストのマネジメント、音楽のプロモーション、レコードレーベルの経営や成功に必要な資金計画作りなどを体験する。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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