テネシー・タイタンズの新フロントオフィスが、かつてフリーエージェンシーで契約した有名選手と袂を分かつ。

タイタンズがパスラッシャーのバド・デュプリーをリリースする見込みだと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に現地6日（月）に伝えた。

タイタンズは2021年にデュプリーと5年8,200万ドル（約111億4,757万円）の契約を締結。当時、デュプリーはACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）のケガから回復中であり、その問題はナッシュビルでの1年目にも響いた。

デュプリーを放出することで、タイタンズはサラリーキャップ上で935万ドル（約12億7,110万円）を切り詰めることができる一方、デッドマネーは1,085万ドル（約14億7,499万円）を数える。6月1日以降のリリースであれば、節約できる額は1,575万ドル（約21億4,115万円）となる。デュプリーの2023年のベースサラリーは1,700万ドル（約23億1,108万円）だ。

タイタンズでの2シーズンで、デュプリーはケガのない状態では活躍できるエッジであることを示し、サック7回を記録している。しかし、フィールドに立ち続けること自体が難しかった。タイタンズでプレーした試合は22試合で、先発は17試合にとどまっている。

エッジラッシャーの層が薄いことから、デュプリーはフリーエージェントになった際に実力を証明するための1年契約を得ることができると見られている。

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