クオーターバック（QB）ジーノ・スミスが2023年とそれ以降もシアトルでキャリアを続けていくよう、シアトル・シーホークスが動いた。

スミスとシーホークスが3年1億0,500万ドル（約142億8,021万円）の契約に合意したと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地6日（月）に報じた。

この契約は火曜日に設定されているフランチャイズタグ使用期限の直前にまとまっており、これで夏まで契約交渉が長引くようなことはなくなった。

スミスは2022年にキャリアの大きな転換期を迎え、シーホークスをポストシーズンまで導いた活躍によってNFL最優秀カムバック選手賞に選ばれている。

2013年にニューヨーク・ジェッツからドラフト2巡目で指名を受けたスミスは、大活躍する前の7シーズンをバックアップとして過ごしており、それにはラッセル・ウィルソンの控えだったシーホークスでの3シーズンも含まれている。2022年開始時には、スミスは一時しのぎの、代役レベルの先発だと見られていた。

しかし、スミスはそこで輝きを見せたのだ。

スミスはリーグハイのパス成功率69.8％を記録し、4,282ヤード、タッチダウン30回、インターセプト11回をマークしてプロボウルにも選出されている。落ち着きのある攻撃陣を率いつつ見ごたえのあるプレーを決められる能力を発揮したスミスは、D.K.メットカーフやタイラー・ロケットといったレシーバーたちとうまく連携していた。

オフシーズンを通して、シーホークス首脳陣はスミスをキープしたいと話していた。チームは月曜日に、それを現実のものとしている。

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