フリーエージェンシーでトップの位置にいたレフトタックル（LT）がシンシナティ・ベンガルズに加入する。

ベンガルズがLTオーランド・ブラウンと4年6,409万ドル（約85億0,868万円）、サインボーナス3,100万ドル（約41億1,561万円）の契約を結ぶと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えている。

ブラウンのサインボーナスはオフェンシブラインマンの中で史上最高額だとペリセロは指摘した。

ベンガルズ加入を決断した後、ブラウンは『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロに「父のレガシーを続け、レフトタックルでいる機会を与えられたことに、ものすごく感謝している」と語った。

「そのポジションをプレーできることが重要で、勝利できるチームで、勝利できるクオーターバックのためにプレーできることが重要だった。フー・デイ！」

グレッグ・ローゼンタールが選ぶトップ101フリーエージェントで全体2位に位置づけられていたブラウンは、キャリアを通して勝利できるクオーターバック（QB）を守ってきた。最初の3シーズンはラマー・ジャクソンの前に立ち、2021年シーズンを前にトレードされた先であるカンザスシティ・チーフスではパトリック・マホームズのブラインドサイドを守っている。

チーフスはブラウンを手に入れたことで2021年（28回）と2022年（26回）にサックをリーグで3番目に少ない数に抑えており、スーパーボウル優勝も果たしたばかりだ。

しかし、昨年にブラウンにフランチャイズタグを指定し、ブラウンが4年連続でプロボウルに選ばれるのを見届けたチーフスは、2度目のタグ、もしくは長期契約には手が届かなかった。

ブラウンは今後、ジャクソンやマホームズのように“違いを生む要素”の風格をにじませるジョー・バロウを守っていく。

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