2022年シーズンにNFLキャリア初先発と2度目の先発を果たした2試合で、クオーターバック（QB）ジョシュア・ドブスは冷静さと、ピンチのときにチームにチャンスをもたらす力があることを示した。

そして、クリーブランド・ブラウンズが昨季初めに所属していたドブスに再びチャンスを与えることに決めたようだ。

現地20日（月）、ドブスの代理人を務めるマイク・マッカートニーが、デショーン・ワトソンのバックアップとしてドブスがブラウンズと1年契約を結んだと発表。『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロは今回の契約が200万ドル（約2億6,260万円）であり、全額保証されると伝えている。

ドブスは2017年NFLドラフト4巡目にピッツバーグ・スティーラーズの指名を受けてNFL入りするも、先発出場の機会はテネシー・タイタンズに所属した昨シーズンまで訪れなかった。

ライアン・タネヒルの負傷を受けて、当時、ルーキーだったマリク・ウィリスを差し置いて先発クオーターバックに起用されたドブス。タイタンズはダラス・カウボーイズとジャクソンビル・ジャガーズと対戦したその2試合に敗北したものの、ドブスは実力を示すことができた。411ヤードを投げ、タッチダウン2回、インターセプト2回を記録したドブスの成績は眼を見張るものではないが、ドブスのパフォーマンスはひどく停滞していたタイタンズオフェンスに活気を与えている。

ドブスが実際にプレーしたのはスティーラーズとタイタンズのみだが、ブランズと契約するのは今回が2度目。昨年4月に拾われたものの、出場停止の明けたワトソンが復帰した11月にウェイバーされた。

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