テネシー・タイタンズのジェネラルマネジャー（GM）ラン・カートンはランニングバック（RB）デリック・ヘンリーに関するトレードのうわさに真実はないと主張し続けている。

現地24日（月）、カートンGMはドラフト前記者会見の場で報道陣に対し、ヘンリーについての連絡は受けていないと明かした。

また、予想が的中することを期待する声もある中、カートンGMはヘンリーのトレードに関する報道は事実無根だと指摘している。

カートンGMは先月、ヘンリーにまつわるトレード報道は“誤り”だと述べており、今回の発言は当時の姿勢と一致していると言えよう。

今週はドラフトが控えているため、状況が変わる可能性はあるが、現時点では契約最終年を迎える29歳のヘンリーを切望するクラブはそれほど多くないようだ。ヘンリーは2023年に1,050万ドル（約14億0,781万円）を受け取る予定であり、新しい契約を望んでいる可能性がある。

2022年、ヘンリーはレギュラーシーズンの16試合に出場し、リーグ最多のキャリー349回を記録。そして、1,538ランヤード、タッチダウンラン13回をマークした。

将来が疑問視されているクオーターバック（QB）ライアン・タネヒルについては、タイタンズがドラフト1巡目におけるクオーターバックの精査を進めている中で、カートンGMはタネヒルと2月に会話したことを月曜日に明かしている。

『CBS Sports（CBSスポーツ）』のジョナサン・ジョーンズによると、カートンGMは「ライアンは私たちとの関係を理解している。私にとって重要なのは本当にそれだけだ」と語ったという。

カートンGMは初めてタイタンズの一員として臨むドラフトに向けて準備を進めている。彼が指揮を執る最初のシーズンがどのようなものになるかについて、来週にはより明確な答えが出ているはずだ。

【RA】