タンパベイ・バッカニアーズのラインバッカー（LB）シャキール・バレットの2歳の娘が現地30日（日）に自宅のプールで溺死したと警察が発表した。

子どもがプールに落ちたという通報を受けた警官が9時30分頃に南タンパのビーチパーク地区にあるバレットの自宅に駆けつけた。バレットの末っ子であるアラーヤちゃんは病院に搬送され、その後死亡が確認された。

警察の報告書では「捜査は継続中」とされており「現時点では不審な点はなく、不慮の事故による悲劇的な事件と考えられる」と記載されている。

30歳のバレットと妻のジョルダナさんには他に3人の子どもがいる。

「今日の悲報はバッカニアーズファミリー全員にとって胸が張り裂けるような知らせだった。われわれの思いと祈りは、この想像を絶する困難な時期にシャック、ジョルダナ、そしてバレット家の皆さんとともにある」とバッカニアーズは声明の中で述べている。

「このような状況で慰めになるような言葉はないが、彼らが愛するアラーヤちゃんを失ったことを徐々に受け入れ始める過程で、われわれはできる限りのサポートをしていく」とチームはつけ加えている。

アキレス腱断裂で昨シーズンの後半を棒に振ったバレットは、キャリアの最初の4シーズンをデンバー・ブロンコスで過ごし、今はバッカニーズでの5年目を迎えている。バレットは2019年に19.5回のサックでNFLのトップに立ち、翌シーズンはバッカニアーズのスーパーボウル優勝に貢献した。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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