サンフランシスコ・49ersがさらにもう1人のクオーターバックを戦力に加えた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロとマイク・ガラフォロは現地3日（水）、情報筋の話として49ersがクオーターバック（QB）ブランドン・アレンと契約すると報じた。

アレンは過去3シーズンにわたり、シンシナティ・ベンガルズでジョー・バロウをメンターとして支えてきた。2016年にジャクソンビル・ジャガーズから6巡目指名を受けてNFL入りしたアレンは2017年から2018年にかけてロサンゼルス・ラムズで過ごし、2019年にはデンバー・ブロンコスで3試合に先発出場、その後、ベンガルズに移籍して6試合のスターターを務めている。

アレンが加わる49ersのクオーターバックグループはブロック・パーディ、トレイ・ランス、サム・ダーノルドが名を連ね、人数としては充実しているものの、ケガの問題を抱えている。パーディは肘の手術を受けて回復中のため、6月まで投げられず、レギュラーシーズンには間に合わない可能性がある。ランスもシーズン終了後に手術を経験したが、先ごろには完全にクリアになったと明かしていた。

30歳のアレンは7月のトレーニングキャンプや練習を乗り切る上で必要とされるオフシーズンの腕となる見込みだが、一方で、今オフシーズンに49ersが最終的にランスをトレードすることになった場合の保険にもなり得る。

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