過去3シーズン、バッファロー・ビルズはスーパーボウル出場候補の一角を占めていながら、毎回あと一歩のところで逃している。

2020年にカンファレンスの決勝に進出したビルズは、過去2シーズンともディビジョナルラウンドでポストシーズンを終えた。

ビルズのクオーターバック（QB）ジョシュ・アレンは、ビルズが夢のロンバルディトロフィーを手に入れるチャンスを失ってしまうかもしれないと焦り始めている。

アレンは現地23日（火）にこう語った。「自分たちの可能性を理解し、プレーしている限り自分の持っているものをすべて出し切りたい。今までそうしてこなかったわけではなくて、もっと良くなるために常に新しい方法を見つけ、フィールドでやっていることに満足せず、できなかったプレーがたくさんあるということを理解しないといけない。それに、数字を見れば、昨年はリーグで上位3、4位のオフェンスだったけど、それでも十分ではなかった。プレーオフで負けるのは面白くないだろう？」

ビルズがQBジム・ケリーの時代にスーパーボウルで4連敗したのは有名な話で、それ以来チームはこのビッグゲームに出場していない。

「どうしてもスーパーボウルに出場したい」とアレンは話している。「このチームのために最高のクオーターバックになるためなら何だってやる」

その点に関してヘッドコーチ（HC）のショーン・マクダーモットは、昨年のポストシーズンのシンシナティ・ベンガルズ戦での惨敗から、このオフシーズンは集中力が増したアレンの姿が見られると話している。

「このオフシーズンのジョシュは今までとは違う」とマクダーモットHCは言う。「以前が悪かったわけではないが、彼は集中力と決意を改めたようで、それは良いことだ」

フットボール界で最も優れたディビジョンと思われる競争が激しいAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）東地区で、ビルズがタイトル争いに加わり、4年連続でディビジョン優勝を果たすためには、アレンがMVPレベルのプレーをする必要がある。

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