ナショナルフットボールリーグ（NFL）と英国アメリカンフットボール協会（BAFA）が戦略的パートナーシップを発表し、NFLと英国のアメリカンフットボール統括団体はフラッグフットボールのあらゆるレベルでの普及と参加を加速させるという。

このパートナーシップは女性や女子児童がフラッグフットボールをプレーする機会を増やすことに重点を置きながら、小中学校、コミュニティチーム、大学、英国の『NFL Foundation（NFL基金）』全体のもとでフラッグフットボールのプログラム実施に取り組む。教師、保護者、スポーツ指導の専門家を対象とした教育プログラムも、コーチのスキルアップとより多くの採用という共通の目標の一環として導入される。

フラッグフットボールは一番身近で包括的なフットボールのフォーマットであり、世界的に最も急成長しているスポーツのひとつだ。接触プレーがない男女平等のこのゲームは、最小限の用具しか必要とせず、世界100カ国以上で2,000万人以上がプレーしており、女性や女子児童が急成長の一部をけん引している。

NFL英国代表取締役のヘンリー・ホジソンは次のように述べている。

「フラッグフットボールという競技を世界中で成長させることはNFLにとって戦略上の重要課題であり、BAFAとのパートナーシップは今後も英国におけるアメリカンフットボールの発展を加速させるだろう。フラッグフットボールは青少年がフィールドの内外でスポーツマンシップ、チームワーク、友情の大切さを発見するのに役立つことをわれわれは認識しており、今回のBAFAとのパートナーシップにより、英国でこれまで以上に多くの人々がフラッグフットボールをプレーできるようになる」

BAFAのCEOであるピート・アッカリーはこうつけ加えた。「NFLとBAFAはフラッグフットボールという競技を発展、成長させ、若者により多くのプレー機会を提供するという共通の野心を抱いている。NFLはすでにさまざまな活動によって新たな観客を獲得し、生涯を通じてフットボールに関わる文化を創造するとともに、あらゆる競技形式において持続可能な成長を実現するための最良の体制を確立してきた。この競技に対するBAFAの深い知識と幅広いネットワークは、そのNFLの活動を補完することは間違いない」

NFLフラッグフットボールは現在、英国の26の地域で470校、2万8,000人がプレーしている。

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