元タンパベイ・バッカニアーズのランニングバック（RB）レナード・フォーネットが、トレーニングキャンプシーズンが近づくなかで初めての公式トライアウトを行う。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のインサイダーのトム・ペリセロが情報筋の話を元に、フリーエージェント（FA）のRBフォーネットが現地19日（水）にニューイングランド・ペイトリオッツの練習に参加していたと報じている。

28歳のフォーネットはバッカニアーズでの最終シーズンに189回のキャリーで668ランヤードを記録し、タッチダウン3回を決めるなど、ランプレーでは平凡な年を過ごした。しかし、レシーブではキャリアハイに近い数字である73回を達成し、さらに523レシーブヤード、タッチダウンレシーブ3回を記録。合計1,191ヤードを稼ぎ、バッカニアーズの総スクリメージヤードのリーダーとして2022年のキャンペーンを締めくくった。

バッカニアーズはこのオフシーズンにベテランRBフォーネットを放出し、クオーターバック（QB）トム・ブレイディなしの新時代を迎えている。フォーネットのバッカニアーズでの活躍は2020年に到着した時から見事なもので、ブレイディとその仲間たちのスーパーボウル制覇を後押ししていた。

フォーネットは経験豊富な選手を追加したいチームにとって信頼できるオプションだ。元全体4位指名選手であるフォーネットは、NFLでの6シーズンで4,478ランヤード、2,219レシーブヤード、タッチダウン41回（ラン34回、レシーブ7回）をマークしてきた。ニューイングランドのRBラモンドレ・スティーブンソンと並ぶことで、チームに新たな展開を提供できるだろう。

ペイトリオッツの新人選手たちは21日（金）にトレーニングキャンプに参加する予定で、ベテラン選手たちは25日（火）に集合することになっている。

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