マーカス・ピータースがNFLにおける次の行き先を見つけた――それはラスベガスだ。

ベテランコーナーバック（CB）のピータースがラスベガス・レイダースと1年契約で合意したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じている。

ラポポートによると、ピータースは現地24日（月）にレイダースのためにワークアウトを行い、チームからのオファーを引き出すのに十分な印象をフロントオフィスのメンバーに与えたという。昨季にレイダースで先発を務めたCBロック・ヤシンがオフシーズンにボルティモア・レイブンズに移籍したことから、セカンダリーに経験と才能をもたらすピータースは歓迎されるはずだ。

表面的には、ピータースがレイブンズからレイダースに移ってきたのは、ヤシンとの1対1の交換に等しいと言えよう。レイダースは今回の変更でより若い選手を獲得することはなかったものの、情熱的なコーナーバックを手に入れた。『Pro Football Focus（プロフットボール・フォーカス／PFF）』によると、ピータースは2022年シーズンに全コーナーバックの中でトップ50に入るシーズンを送ったとのこと。

レイダースは政権交代の影響もあり、ここ数年でセカンダリーの入れ替わりが激しくなっている。現在のピータースには、オールプロに選出されていたカンザスシティ・チーフス時代やロサンゼルス・ラムズ時代の勢いはない。とはいえ、レイダースは30歳のピータースが2023年にチームに貢献するために十分な力を残しているかを見るのに興味を持っている。

【RA】