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QBアーロン・ロジャースの背番号は“適切な時期に”永久欠番にするとパッカーズ社長

2023年07月25日(火) 11:06


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Julio Cortez】


グリーンベイ・パッカーズはクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの離脱を、QBブレット・ファーブの時のようにいつまでも引きずるつもりはないようだ。

パッカーズはロジャースの退団に続くホームカミングの準備をすでに進めている。現地24日(月)にランボーフィールドで開かれた株主総会で、パッカーズのマーク・マーフィー社長はロジャースの退団をはっきりと口にし、クオーターバックとして貢献したことに感謝の気持ちを述べ、その輝かしいNFLキャリアが幕を閉じた際にはフランチャイズがロジャースを称えることを保証した。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』のマット・シュナイドマンが報じたところによれば、
マーフィー社長は「彼はパッカーズ史上最も偉大な選手の1人であり、18年間という素晴らしいキャリアの中で彼がしてくれたすべてのことに感謝したい」とコメントしている。「彼は殿堂入りのトップ候補になるだろうし、われわれは適切な時期に彼の背番号を永久欠番にすることでチームとして改めて称えたい」

マーフィー社長は続けて、ロジャースから離れるのに適切な時期だったとパッカーズは感じていると説明し、2023年シーズンを迎えるにあたって後任を務めるQBジョーダン・ラブに信頼を寄せていると述べた。また、ロジャースをニューヨーク・ジェッツに送り込むためのトレードを交渉し、それを成立させてパッカーズの新時代を正式にスタートさせたチームのフロントオフィスの努力にも感謝している。

その新たな時代が不確かであることは間違いなく、ラブのパフォーマンスにかかっている。現時点で結果を予測するのはもちろん難しいが、マーフィー社長のコメントは、パッカーズがロジャースと友好的な関係を望んでいることを象徴していると言えよう。ファーブがミネソタ・バイキングスの一員として初めてランボーフィールドに戻り、チームのレジェンドを歓迎しない敵対的な雰囲気の中で試合が行われた時とは違い、今のパッカーズはロジャースに対する敵意を進んで払拭しようとしている。

ロジャースが再びタイトルを求めて戻ってくるのか、いつ戻ってくるのか、という疑問を抱えながら何度かのオフシーズンを過ごしたのち、パッカーズとロジャースはもう限界だと判断した。彼らが後腐れなく、それぞれの道を歩み始めることができたのは良いことだろう。

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