ニューイングランド・ペイトリオッツのタイトエンド（TE）マイク・ゲシッキがトレーニングキャンプで調子を上げていた矢先、ケガに見舞われた。

ゲシッキが現地14日（月）に行われた練習中に軽く肩を脱臼したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが火曜日にゲシッキのケガを知る人物の話をもとに報じている。

肩を負傷したものの、ゲシッキがシーズン第1週に間に合うように復帰することが期待されているとラポポートはつけ加えた。

ゲシッキは月曜日に行われたドリルで負傷し、自分の肩をつかみながらロッカールームへ向かう姿が目撃されている。

マイアミ・ドルフィンズで5シーズンを過ごしたゲシッキは、今年3月にペイトリオッツと1年450万ドル（約6億5,535万円）の契約を締結。この契約はインセンティブで最大900万ドル（約13億1,070万円）相当になる。

ゲシッキはハンター・ヘンリーと共にタイトエンドを2人配置する、ペイトリオッツの再構築されたオフェンスにおいて、かなり大きな役割を担うと目されてきた。ペイトリオッツではダイナミックなワイドレシーバー（WR）が不足しているため、身長約198cmのゲシッキはレッドゾーンを含め、ペイトリオッツのパスゲームにおける重要な要素となる可能性がある。

昨季、ドルフィンズのマイク・マクダニエルHC（ヘッドコーチ）のオフェンスでうまく配役されていなかったゲシッキは、キャリア初期に成功を収めたパスキャッチの役割に戻る予定だった。それが実現する前に肩の問題がその計画を妨げないことが期待されている。

【RA】