グリーンベイ・パッカーズとの試合中に負傷し、病院に搬送されていたニューイングランド・ペイトリオッツのコーナーバック（CB）アイザイア・ボールデンが一晩を過ごした後に退院した。

今年のドラフト7巡目に指名したルーキープレーヤーのボールデンについて、ペイトリオッツは本日、現地20日（日）にチームとともにフォックスボロに帰還すると明かしている。

ペイトリオッツは声明で次のように説明した。

「土曜夜に行われたニューイングランド・ペイトリオッツとグリーンベイ・パッカーズのプレシーズンゲームの第4クオーターにフィールド上で負傷し、ウィスコンシン州グリーンベイのオーロラ・ベイ・メディカルセンターに搬送されていたペイトリオッツのコーナーバックであるアイザイア・ボールデンは一連の診察を受け、一晩の観察を経て、退院した」

「アイザイアは本日、チームとともに移動する。一晩かけて評価にあたってくださったオーロラ・ベイ・メディカルセンターの皆さまに感謝申し上げるとともに、即座にオンフィールドの対応と治療を講じ、アイザイアを近隣の病院に搬送してくれたペイトリオッツとパッカーズの医療スタッフにも感謝申し上げる」

ボールデンはサタデーナイトゲームの第4クオーター残り10分38秒のタイミングで、パッカーズのワイドレシーバー（WR）マリク・ヒースにタックルしようとしていたチームメイトのカルビン・マンソンと衝突。医療スタッフによって全身を固定されたボールデンはストレッチャーに乗せられ、さらにカートに乗せられてフィールドを後にしている。ペイトリオッツのヘッドコーチ（HC）ビル・ベリチックとパッカーズの指揮官であるマット・ラフルアーが話し合った上で試合をそのまま終了させる判断を下している。

オフィシャルはプレーの中断を発表し、試合はペイトリオッツが21対17でリードしたところで終了している。

試合終了直後にも声明を発表していたペイトリオッツは、ボールデンが四肢全体に感覚を持っていると明かしていたが、退院した日曜日の時点でチームとともに移動しても問題ない状態ではあるようだ。

なお、ペイトリオッツはこの状況を鑑み、火曜日と水曜日に予定していたテネシー・タイタンズとの合同練習を中止。代わりに、チームの施設にて練習に取り組み、現地24日（木）にテネシー州ナッシュビルへと飛び、翌日に控えたプレシーズン最後の試合に備える予定だ。

【C】