2023年シーズン初戦のニューヨーク・ジャイアンツ戦まであと16日となったダラス・カウボーイズは、現地26日（土）のプレシーズン最後となるラスベガス・レイダース戦でオフシーズンを終える。

クオーターバック（QB）のダック・プレスコットは24日（木）、プレシーズンに出場しなかったことが、シーズン初戦に集中して好スタートを切るのに役立ったと語った。

プレスコットはチームの公式サイトを通じて「ああ、本当だよ。1週間前にプレシーズンに出場しないと分かったことで前に進むことができたし、相手の過去の試合や彼らとの歴史を振り返ることができた。準備しなきゃいけない。最初の試合なんだから、熱いスタートを切りたいし、正しい方法でスタートしたい。時間があるなら準備に使わないといけないね」とコメントした。

プレスコットは2019年以降プレシーズンに出場していない。偶然かどうかはわからないが、カウボーイズが最後にシーズン初戦に勝利したのはこの年だ。

パトリック・マホームズ、ジョシュ・アレン、デレック・カー、ジーノ・スミス、トゥア・タゴヴァイロアなど、ベテランの先発クオーターバック何人かがプレシーズンに出場している。アーロン・ロジャースは今週末の出場が期待されている。他のクラブは先発を温存してきた。プレシーズン活動に関しては、チームと選手の好みがすべてだ。

マイク・トムリンのように、シーズン準備のために”スパーリング”が必要だと考えるコーチもいる。また、試合本番のために万全な状態を確保することが最重要だと考えるコーチもいる。

プレスコットは「現在地については素晴らしいと感じているよ。昨シーズンとはだいぶ違うんだ。オフシーズン、春、トレーニングキャンプとずっと言ってきたことだが、昨年のこの時期に比べて、今は作戦の浸透や細部の準備など、ずっといい状態にある。次の1週間で、本番に臨む前に細部を確認することだ」と話した。

結局のところ、プレスコットや他の誰かがプレシーズンでプレーしたかどうかは誰も覚えていないだろう。彼らが覚えているのはレギュラーシーズンの結果だけだ。

【AK】