カンザスシティ・チーフスのタイトエンド（TE）トラビス・ケルシーの誘いに応える形で、テイラー・スウィフトがGEHAフィールド・アット・アローヘッド・スタジアムを訪れている。

この状況を“Call it what you want（好きなように呼んで）”も構わないのだろう。“Out Of The Woods（困難を乗り越えた）”のだろうから。

現地24日（日）、12回のグラミー賞受賞を誇るスウィフトはオールプロに選出されたこともあるケルシーからの招待を受け、チーフスがシカゴ・ベアーズに41対10で圧勝する試合を観戦した。赤と白に身を包んだスウィフトは、カンザスシティの太陽が降り注ぐ午後、ガラス張りのスイートルームの一室からケルシーの母ドナさんとともに観戦している。

スウィフトは公の場で私生活について話したがらないが、このポップ界のスーパースターとケルシーについてのうわさは以前から飛び交っていた。ケルシーが自身のポッドキャスト『New Heights（ニュー・ハイツ）』で、スウィフトが『The Eras Tour（ザ・エラス・ツアー）』でカンザスシティを訪れた際、友情の証とされるブレスレットを本人に直接渡せなくて残念だった、と語ったことがきっかけとなっている。

「赤（Red）の時代、再来」

その後ケルシーは『The Pat McAfee Show（ザ・パット・マカフィー・ショー）』に出演した際に、「“俺は君がアローヘッドを沸かせたのを見た。今度は君がアローヘッドを沸かせる俺の姿を見に来て、どっちが盛り上げられたかを比べてみようじゃないか”と言って彼女を誘ったんだ」と発言している。

誰もがスウィフトとケルシーの関係を知りたがっており、トラビスの兄であるフィラデルフィア・イーグルスのセンター（C）ジェイソン・ケルシーまでもがしつこく質問されている。ジェイソンはフィラデルフィアのラジオ局『94.1WIP』の番組で二人の交際の可能性について聞かれ、こう答えている。

「トラビスの恋愛生活について詳しくは知らない。俺は一線を引いてそこにはあまり関わらないようにしている。その上で言わせてもらうと、彼はうまくやっていると思うし、すべて100%本当のことだと思う」

『Call It What You Want（好きなように呼んで）』や『Out of the Woods（困難を乗り越えた）』など、幅広い楽曲リストを持つスウィフトは現在、The Eras Tourを11月9日にアルゼンチンのブエノスアイレスで再開するまで休暇を取っている。

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