ニューヨーク・ジェッツのワイドレシーバー（WR）ギャレット・ウィルソンは現地19日（日）に行われるバッファロー・ビルズ戦でプレーする見込みだ。

肘のケガからの復帰に向けて準備していたウィルソンは、この１週間ずっと制限付きで練習しており、ステータスはクエッショナブルだったが、その後、正式にアクティブ登録された。

ジェッツがポストシーズンの希望をつなぐには絶対に勝たなければならない局面に差し掛かっているだけに、この同地区対決はとても重要だ。ジェッツは現在、4勝5敗でAFC東地区3位に位置しており、今回の試合で勝てば5勝5敗のビルズを抜いて地区2位になるチャンスがあり、プレーオフ争い全体でも上位に食い込む可能性につながる。

ウィルソンはその機会を物にしたいジェッツにとって必要不可欠な存在だ。

16-12で敗れたシーズン第10週のレイダース戦でレシーブ9回、93ヤードをマークしてジェッツをリードした23歳のウィルソンは、今季ターゲット数（95）、レシーブ数（55）、レシーブヤード数（642）、レシーブタッチダウン数（2）においてもチームトップの記録を保持している。

アレン・ラザードはレシーブ20回で290ヤード、タッチダウン1回でチーム2位、ゼイビア・ギプソンは今季わずかレシーブ4回で60ヤードにもかかわらず、ジェッツWR陣の3位につけている。

ウィルソンがいなければ、ジェッツは彼らの奮起に頼らざるを得なかっただろう。

ウィルソン出場を知ったジェッツファンは、チームのナンバーワンレシーバーであるウィルソンがダウンフィールドのどこかにいることに安堵のため息をつくことができるだろう。

ジェッツとビルズの試合は現地19日（日）16時25分【日本時間20日（月）6時25分】にキックオフ予定だ。

【KO】