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シーズン第12週のセインツ戦でファルコンズが先発QBにリッダーを指名

2023年11月19日(日) 22:54

アトランタ・ファルコンズのデズモンド・リッダー【AP Photo/Butch Dill】

アトランタ・ファルコンズがクオーターバック(QB)の変更を決め、シーズン第12週に元の先発に戻すことを決めた。

情報筋によると、シーズン初戦でチームの先発を務めたデズモンド・リッダーが現地26日(日)のニューオーリンズ・セインツ戦で先発に復帰するということだ。ここ2戦はタイラー・ハイニケのバックアップ役を務めていたリッダーだが、試合はいずれも黒星に終わっている。

まだ24歳のリッダーはシーズン第8週のテネシー・タイタンズ戦で脳振とうと診断された。そしてハーフタイムで彼と交代したハイニケが続く2週で先発している。

リッダーは先発で4勝4敗を記録しており、多くの見どころを作り出してきた。ハイニケと交代している間の2試合の休息によって、リッダーが再起動できることをチームは期待している。

ファルコンズのヘッドコーチ(HC)アーサー・スミスはバイウイークとなっている今週末を前に、この週にQBを指名してしまうのは“少し気が早い”と述べたが、ハイニケがアリゾナ・カーディナルス戦で痛めたハムストリングがローグレード1とみられることを付け加えている。つまり、ケガかどうかにかかわらず、QBの判断は下されるということだ。現時点でそれはリッダーになる予定だ。

スミスとファルコンズの目的は先発を指名し、残りのシーズンはぶれずにその1人で戦っていくことにある。リッダーをここで入れることはそのために役立つかもしれない。

リッダーの今季ベストパフォーマンスはシーズン第5週に今話題のヒューストン・テキサンズを相手に劇的な逆転勝利を決めた試合で、329ヤードを投げてタッチダウン1回、ターンオーバー0を記録している。ファルコンズが見たいのはこの時のようなリッダーだ。

アリゾナ・カーディナルスに逆転負けを喫したシーズン第10週の試合後、ワイドレシーバー(WR)ドレイク・ロンドンは、「これが俺たちの癖にならないことを願う。俺たちにはちょっと切り替えが必要だ。それだけ」と言っていた

元々の先発が戻ってくることになり、1週間の休みと体の回復期間を得たことはファルコンズにとってプラスに働くはずだ。先週の試合の最後にハイニケに代わってプレーしたリッダーは、6回中4回のパスを成功させて39ヤードと堅実なパフォーマンスを見せていた。

「時にフレッシュなものの見方が必要なことがある」と今週、スミスHCはリッダーについて述べた。「それが彼の役に立ったのだと思う。リセットし、リフォーカスして、私が彼に役立つだろうと考えたことに取り組んで、彼はそれを成し遂げた」

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