ロサンゼルス・チャージャーズのラインバッカー（LB）ジョーイ・ボサが右足首の捻挫で今週中に故障者リザーブ（IR）に登録される見込みだと、ヘッドコーチ（HC）ブランドン・ステイリーが現地20日（月）に報道陣に明かした。

ステイリーHCは、ボサが今シーズン中にフィールドに戻れるかどうかについての決定はまだ下されていないとつけ加えている。

グリーンベイ・パッカーズに敗れたシーズン第11週に、ボサは試合開始わずか4プレーで離脱し、フィールドを片足で跳ねながら横切り、サイドラインで痛みに膝をついて、涙を流しながらカートに乗ってロッカールームに運ばれた。その後、ボサは歩行用ブーツを履いて松葉杖を使い、サイドラインで立っている姿が目撃されている。

今季序盤につま先を骨折しながらもプレーし続け、試合欠場を1回にとどめていたボサは、ようやくそのケガを治したばかりだった。ボサが IRに入る可能性が高い今、4度プロボウルに選出されたスター選手を失えば、シーズン終盤に向かうチャージャーズのパスラッシュにとって大きな痛手となるだろう。

これでボサの2023年シーズンが終わるとすれば、ボサは9試合出場（先発5試合）でサック6.5回、タックル20回、QBヒット8回、ファンブルフォース1回をマークして今季を締めくくることになる。2022年に鼠径（そけい）部の手術でレギュラーシーズン5試合以外をすべて欠場したボサは、2年連続でケガのためにプレー時間を大幅に欠くことになりそうだ。

【KO】